2006年06月30日

有泉

今年の夏を乗り切る燃料、仕入れました。

焼酎はずっと米派だったんですけど、昨年与論に行ってから
すっかり黒糖好きになっちゃいました。奄美、喜界、沖永良部
あたりのいろんな銘柄を取っ替え引っ替え飲みましたが、
どうやら私にはこれがいちばんみたいです。

そういえば最近、泡盛も飲まなくなったなぁ。

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2006.6.29

投稿者 ji6opt : 00:14 | コメント (0)

2005年08月24日

与論ふたたび

確かに現地に行くことは出来た。欠航した復路便の
1万円は返金されたし、マイルだって半分戻って来た。

しかし、それはあまりにも中途半端な結果。シーサーの
DHC8の機内で、泣きながら(嘘)リベンジを誓って2ヶ月。
与論最後の夏。早く行かなきゃ、もう時間がない。

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2005.8.20 JA8717


退役に向けた動きの中では色々あるかも知れないけど、
この小さな島へYSが「普通に」飛んでいる姿というのは、
もう今しか目に焼き付けられない訳で、今回は少しばかり
緊張感を持ちつつも、いつもの鹿児島空港。

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どうやら僕は、鹿児島空港とは相性が悪いらしい。
いつ来てもこんな天気で、遅延とか欠航便の嵐。
うちの婆ちゃんは鹿児島人だったし、僕の体には南九州の
血が流れているはずなのだが、そんな事は全然関係ないらしい。

それはさておき、スポットに佇むは福岡行きの準備が進む
JA8763のみ。オープンスポットのいちばん先、JACのハンガー
前のあたりにスタンバイYSがいないなんて、初めて見る
光景のような気がする・・・。寂しくなったもんです。

与論便は天候の影響は無さそうだけれど、屋久島からの
到着が遅れているので自動的に遅延モード。福岡便の63が
出て行き、とうとうスポットからYSがいなくなってしまう。
約50分後れて、屋久島便が到着。急げ急げ、てな感じで
手前のタキシーウェイから直接スポットに突っ込んで来る。
やがて案内が流れ、構内バスがさっきのYSに横付けされる。

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JA8717キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
空港と相性が悪くても、17とはかなり相性がいいらしい。
2回目の与論行き。またもやお世話になりますです。

シートに座り、ふと前を見る。相変わらず大量のゲロ袋。
何故かこの袋が飛び交うような揺れに遭遇した事がない。
昔ANK対馬便で乗った時は、対馬アプローチもさることながら
復路の福岡サークリングでひっくり返るかと思うぐらい揺れて
非常に怖い思いをした事があるが、幸か不幸かそれ以来、
北のYSも南のYSも揺れ知らず。

//

・・・じゃなくって、目の前のポスターが変わってしまってる。
沖永良部と与論へのQ400就航PR。矢田亜希子が喜ぶのは
どうかと思うけど、綺麗な飛行機になるし、速くなるし、地元では
やっぱ歓迎されているんでしょうけど。なんだかねぇ。

雨の降るなか、R/W16から離陸。下界に鹿屋基地を発見。
いつも地元で見ているキャラバンの姿は確認出来ず。あぁ、
今日は土曜日か。新旧種子島空港が目視出来たあたりで
雲中飛行になり、またもや美しいとされる島々の風景は
ほとんど見ることが出来ないまま、R/W16で与論に到着。
今回は西側から、いたって普通に着陸。

//

前回と同じレンタカー屋さんで足を確保、乗ってきた17を見送るべく
R/W16側の道端に向かう。地元の人らしき先客が数人。空港の
屋上が閉鎖されているので、ここが実質送迎デッキのようで。
出発便を見送ったあと、お仲間発見、とばかりに話かけてくる人が。
沖永良部から撮影に来られたという方。しばし情報交換。「もう
奄美諸島にYSが飛んでこなくなるんで悲しいんですよー」という
言葉が印象に残る。こっちは定期便YSはとうの昔に撤退して影も
形も無いけど、海自のそれが毎日のように飛来してくれるのは
やっぱ恵まれた空港なのかも。

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・・

さて与論といえば、兼母海岸。あのセントマーチンにも決して
引けを取らない・・・は少し言い過ぎかも知れないけど、とにかく
素敵なアプローチが拝める場所。島いちばんのリゾートホテルの
宿泊客は、降りてくる飛行機にあまり興味も無さそうだけど、
カメラ片手に右往左往の場違い野郎がふたり。おまけにYSの
到着時に限って、いきなりのR/Wチェンジ。空港外周をぐるぐる。

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しかし肝心のYSは、やはりというか、到着時刻が遅すぎて陽が傾き、
思ったような出来にならず。再度撮影に訪れる機会があるかどうか。
Q400なんかこの先何度でも撮れるのに・・・。残念。

投稿者 ji6opt : 23:23 | コメント (0)

2005年06月14日

与論

梅雨の合間を縫うように、サクッと与論へ遠征。

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2005.6.11 RNJ JA8717
素敵すぎる青空。ベルビア持ってきゃよかったよ。


8月からいよいよ2便中1便がQ400化する与論線。
どうも秋以降のYS運行が怪しくなってきたので、急遽決行することに。
飛んでいるうちに、どうしても押さえておきたい最長路線。
一度は見ておきたい、あの兼母海岸へのアプローチ。

とはいえ、何しろ正規料金は高すぎだし、バーゲンもバースデーも
設定が無いとなれば、残された道はマイル割しかない訳でして。
それも6月いっぱいで終了だし。(秋になったらまた再開?)
例によって一泊二日の強行軍。

で、雨の鹿児島空港。

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いつのまにかすっかり数が増えた、ふんぞり返る赤い尾翼の
向こうに見えるYSは4機。ドアを開けて準備中らしくしてるのは
JA8766と8788。たぶん、今日のお供はこのうちのどちらか。
あいにくの天気だが、種子屋久方面の天候はさらによろしくないらしく、
天候調査云々のアナウンスがひっきりなし。

・・・なんか、鹿児島に来るといつも天気が悪いような。

チェックインを済ませ、例の畳敷き待合室(笑)で昼食を取りつつ
様子を見る。福岡から飛んできたらしいJA8768が折り返して
出発していく。種子島便は欠航となり、それまでごったがえしてた
畳待合室がとたんに静かになる。何となく不安。

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待合室から離島便スポット方面を見る。来年の今頃はもう
SAABとQ400ばっかりになってんだろうなぁ。

程なくして与論行きの案内が流れ、階段下のバスに乗せられる。
場内バスは8766も8788の前もつぃーっと通り過ぎ、一番奥の、
さらに滑走路側の15Rスポットへ到着。
待っていたのは、なななな何とJA8717!あの名機ワンセブン!

今回の与論行きは大当たりだ!
天気悪いけど(笑)

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JA8717こと2092号機は、1969年生まれの36歳。
最古参機の彼女は、かつてJAL塗装を経験したり、国際線を
飛んだりした異色の経歴の持ち主。世界一のフライトタイムと
サイクルを誇るタイトルホルダー。凄い奴だ。

機内アナウンスに耳を傾ける。この便の機長は
本村キャプテンとのこと。どっかで聞いたような名前・・・ああ、
雑誌やテレビでよくお見かけする、あの方だ。
飛行時間が2万時間を超える、グレートキャプテン。
これまた奇遇な。というより、本村CAPの17で与論行き。
この組み合わせって、凄いかも。

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こちらもラスト・ラン目前のSR、JA8157をお見送りして
鹿児島空港を離陸。案の定、ルート上ほとんど下界は雲で
何も見えない状態。でもまぁ、それは仕方ないわけで。
配られる絵葉書がいつになく豪華な6枚組だったり、JACでは
めずらしく飲み物が出たりで楽しく機内の時間を過ごす。
しかも、何と言っても、今乗っているのは8717なのだ。

雲中飛行も沖永良部を過ぎたあたりから下界が見え始め、
到着が近いことを伺わせる。が、座っている1Aの席からは
与論の島影はいつまで経っても確認できず・・・ということは、
南側から回り込んでのR/W14アプローチ??期待が高まる。
その期待どおり、機は島の南から西側へゆるやかに右旋回して
飛び続け、飛び続け、空港は遥か後方に・・・?。このまま島を
一周してしまうの?と思わせるくらい飛んだあたりで、くるりと
ターン。下を見れば、おおっ!素晴らしいコーラル・リーフ!
左右どの座席からも百合が浜が見える大サービスなファイナル、
さすが本村キャプテン!

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やがて機はプリシアリゾートを下手に見つつ、R/W14に着陸。
鹿児島の雨はどこへやら、青空が出ている。もう夏の空だ。
ターミナルビル周辺は撮影スポットが無さそうなので、14側の
滑走路脇まで徒歩移動し、帰りの8717を見送る。
何も予定を立てていなかったので、とりあえずレンタカー屋に
電話を入れ、足を確保。百合が浜経由で茶花の宿に入り、居酒屋。
ブツ切りの刺身と、もずく、豚味噌。黒糖焼酎はあまり飲んだこと
無かったけど、なみなみ注がれた有泉ロックの美味しいこと。
少し深酒してしまいました。

・・

翌日。兼母海岸に向かう前に、まず空港。売店でおみやげを物色
していると、沖永良部から飛んできたSAABのコパイが試食の黒糖を
つまみつつ売店のおばちゃんと談笑中。うーんローカル色全開ですな。
何となくコパイ氏の話に耳を傾けると、なにやら天候の話題。ふと
カウンターのほうに目をやると、いつのまにか鹿児島便に欠航の文字。
・・・欠航?
って事は、帰りの便は飛んで来ないって事っすか?ええそうです、と
気の毒顔のグラホの方。中島みゆきの唄が一瞬脳裏をよぎる。
ええと、落ち着いて。

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翌日は仕事があるので、今日中に帰る必要がある。
まずRACのDHC8で那覇へ飛び、ANAの鹿児島行き最終に
乗り継げば帰れるらしい。トボトボとシーサーのQ100に向かう。
兼母の浜で待ちかまえるはずのYSは、あろう事か南国ムード
バリバリで下品なエンジン音の飛行機に化けてしまった。
夢見ていた奄美群島~沖縄縦断ルートが期せずして実現する
ことに。ついでに手痛い追加出費も・・・とほほ。

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2005.6.12 RNJ JA8973

投稿者 ji6opt : 00:24 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月08日

与論Q400

与論町の公式サイトを見てたら、お知らせのページに
こんな記事が。

Q400型機離発着訓練のお知らせ
http://www.yoron.jp/kurashi/shuhou.php3

なんとぉっっっっっ!!!
もう既にQ400の試験飛行が実施されてるじゃないかっ!!
与論は確か今でも滑走路は1200mのままだし、今すぐSAABという
訳にもいかないだろうから、国内YS最長路線は退役まで安泰と勝手に
思っていたけど・・・。

どこかの雑誌の記事を鵜呑みにしていた気もするけど、
こりゃ、沖永良部と同様に与論線も以外と先は短いかも知れませぬ。
早く乗っておかなきゃな・・・。

しかし来年度まで残す路線はどこになるんでしょうかねぇ。
福岡絡みはもうだいぶ前から虫の息だし、種子屋久ももう長くは
なさそうだし、ていうか屋久はもうないか。出来れば与論線は最後まで
残してもらって、ラストフライトは8717で与論-鹿児島なんて事になれば
とっても盛り上がりそうな気が・・・ベタすぎですか。

・・・ところで、Q400って1200mでも飛べるの??

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2005.4.18 FUK JA8766

投稿者 ji6opt : 14:00 | コメント (0)