« 国鉄色キハ66・67 | メイン | 復活ゴハチ団臨 »

2008年01月24日

夢の6751D、4時間29分。

直方で交番検査を受けたあと、竹下に里帰りを果たした
キハ58-716と28-2444の九州色58コンビ。次の動きが
注目されていましたが、何故か肥薩線経由で鹿児島に回送
されて行きました。

なぜ鹿児島に行くのか誰にも分からない、まさに謎の回送。
蓋を開けてみれば車両不足なのか、まさかの定期運用充当。
しかも、張り付いているのは6774Dと6751Dだとか。
6751Dって、あの早朝に宮崎から鹿児島へ4時間半かけて走る、
超弩級の鈍行列車じゃないですか。あれに58716で乗れると?
そんな素敵な話が南九州に転がっていると?

乗ってきました。宮崎駅からスタートです。

miya58716_1.jpg

miya58716_2.jpg

miya58716_3.jpg

平日なので学生の姿が目立ちますが、乗客はまばら。
全席ボックスシートのある意味異様な通勤・通学列車ですが、
でもそんな事誰も気にしてなさそうです。

実は私、恥ずかしながら偶然にも10日ほど前にこの6751Dに
乗っているんです。18きっぷ消化のためだったんですが、まさか
10日後に同じ列車に乗る事になるとは。しれっとキハ40が入線して
きたらどうしようかと少し緊張しましたが、噂どおりの北チク5828で
ひと安心。

miya58716_4.jpg

miya58716_5.jpg

miya58716_6.jpg

miya58716_7.jpg

乗ったことのある方は分かると思いますが、6751Dは
「いつまで経っても鹿児島に着かない」「乗っているだけで
負け犬になった気分になれる」まさに、スローライフを
地で行く素敵な鈍行列車です。

20分待ちの都城で国鉄色の485系Do-2編成とすれ違い、
先行列車が隣にいる国分(40分待ち!)では車内がガラガラ。
お客さんが誰もいなくなったので、車内を観察してみる事に。
検査表記をふくめ、廃車回送される前と何一つ変わらない姿
・・・と書くつもりだったのですが、一カ所だけ変化がありました。
室内にある車番表示の上に、同じ番号が書かれた紙のような
ものが重ねて貼られていました。盗難防止でしょうか?

超鈍行の6751Dも鹿児島が近づいてくると乗客が増えはじめ、
普段の通勤列車のような顔になってきます。9時57分、無事に
到着となりました。

いつまで走るか分からないけど、また行くよ!

miya58716_8.jpg
2008.1.24 鹿児島駅 6751D
58-716/28-2444

投稿者 ji6opt : 2008年01月24日 22:43

コメント

コメントしてください




保存しますか?